電話架設

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一 農村電話 昭和三十七年三月、西桔梗(通称三軒家)七五四番地福田勇作宅に、「農村委託公衆電話」(番号 桔梗二三)として農村電話が施設されている。この地区は桔梗駅より北に約一キロメートル上磯町寄りの部落であるため、今回の電話施設は部落民連絡の用途に便利となり、大いに喜ばれている。
 このほかに農村委託公衆電話として設置されたものは、次のとおりである。
 ○桔梗局扱 桔梗中の沢、松尾正義方  西桔梗四軒家、原 正芳方
 ○赤川局扱 神山、久保幸一方  陣川、堀田数正方
 
二 公衆電話 近年急速に人口が増加し、都市的形態を整えつつある亀田町であるが、函館市外ということから公衆電話ボックスが非常に少ない状況であったが、町と地域住民の要望もあって、昭和四十年一月、五稜郭駅前公衆電話の設置をみてから、四十三年十月までには、透明ボックス公衆電話が次の六か所に施設された。
 ①佐々木病院分院前  ②東富岡バス停前  ③港五番館ストア横  ④本通東高等学校裏  ⑤本町遊園地角 ⑥昭和湯前
 また、四十一年三月に農村集団電話が開通した。加入者も三月末現在で三三五名と多くなり、桔梗地区、鍛神地区設置の無人交換機を中心にダイヤル方式で結ばれ、従来の農村地区の不便が大きく解消されることになった。