北海道函館商業高等学校

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北海道函館商業高等学校

一 位置 亀田市昭和町四三四番地
 
二 創立
 函館商業高等学校は明治十九年九月創立、同二十年一月十一日開校式を挙行した古い伝統を有し、五稜郭の校舎には大正十一年に移転して今日におよんだものである。
 昭和四十三年四月、亀田高等学校を吸収統合し、亀田高等学校校地および校舎を含めて、新校舎の建設に当り、四十四年三月五稜ケ丘校舎より亀田校舎へ移転した。
 
三 新校舎建設のあゆみ(函商PTAだより四六・二・七より抜粋)
 「国道五号線とこれに併行する赤川通り、両者を結んで伸びる通称産業道路の三者の中間、亀田町昭和の地に陽に映えて薄茶色もくっきりした近代的校舎が屹(キツ)立し、輪奐(リンカン)の美と偉容を誇り、函商の生徒全定千七百名多年の望みの学び舎として、また車を駆る人々の里程標として仰ぐとき、新校舎の完成はまことに同慶に堪えません。
 昭和四十五年十二月十九日の第四期工事完了(特別教室四、体育館)をもって一応本校舎の新築完成を見ました。(中略)
 今、新校舎建設のあゆみを顧みますと
 昭和三八・ 二 校舎改築準備委員会発足
 〃 三八・ 七 校舎改築期成会発足陳情
 〃 三九・ 九 陳情
 〃 四〇・ 九 旧校舎一部改築道議会採択
 〃 四〇・一一 亀田高校統合全面移転新築運動
 〃 四一・ 九 知事道議会議長道教育長陳情
 〃 四一・一〇 道議会本会議校地買収可決
 〃 四二・ 三 校地八、五八一坪購入 校地追加購入三八一・一坪(亀田高等学校校地隣接地)
 〃 四三・ 三 第一期工事完了(校舎設計、整地、井戸ボーリング)
 〃 四三・ 四 亀田高等学校を統合
 〃 四三・一二 第二期工事完了(普通教室一八)
 昭和四四・一二 第三期工事完了(普通教室九、特別教室)
 〃 四五・ 三 産振棟竣工(商業、貿易科特別教室六)新校舎移転
 〃 四五・一二 第四期工事完了 新校舎竣工
 〃 四六・ 二 落成式挙行」
 
四 職員、学級数、生徒数
  学校長  小野源三
  教職員数 全日制課程 八〇名 定時制課程 四一名
  学級数  二四学級 定時制 一二学級 生徒数 一、二〇〇名
 
五 施設の概要
  校地面積 四九、五二四平方メートル
  校舎面積  八、三七五平方メートル