潜龍寺
中野町一三六番地にある。
明治三十一年、高龍寺説教所を設けて布教した。赤川村において墓守を雇い、墓地を監視させ、地蔵講、施餓鬼、涅槃会などを催した。貧困者の中には死者葬送の際に、この墓守に読経を依頼したという。
その後ようやく信徒を増し、堂宇再築につき、一同協議の上、大正六年十二月二日、創立について出願し、同八年三月三十一日許可を受け、同七月十一日、竣工の届出をした。
宗教法人の届出は昭和二十七年九月二十五日である。
境内三二八坪、本堂二六坪、庫裡四八坪。
住職は高橋大徹である。
潜龍寺(曹洞宗)