優良乳幼児表彰

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 国民の祝日「こどもの日」を記念して、村では乳幼児の保健向上を目的に、昭和二十四年から毎年「優良赤ちゃんコンクール」を開催してきた。
 
一 昭和二十七年優良赤ちゃんコンクール
 同年五月五日午前十時より亀田小学校を会場に開催、昭和二十六年二月六日より二十七年二月五日までの出生乳幼児全員を対象に健康診断を実施し、このうち発育良好な乳幼児を表彰し、その健康を祝福した。
 参加乳幼児二五五名は検査補助員により、体重・身長・頭囲・胸囲が測定され、ついで審査医師による内検診、更に保健栄養指導などあらゆる角度から審査したもので、次の赤ちゃんが村長表彰、保健所長表彰として賞状と記念品を贈呈された。
 
 上磯保健所長賞 平野  明  山田ゆき子
 亀田村長賞   平野  明  山田ゆき子  田原 則子  三上 和範 
 平手 正徳  松前 文夫  手塚 秦治  越田 和夫  内田  登
 横山久美子
 
二 昭和二十九年優良乳幼児表彰
 同年五月五日、亀田小学校を会場に開催、この日の受検乳幼児は該当対象児の約五割で一八三名、表彰を受けた乳幼児は、村長賞並びに上磯保健所長賞 一〇名、村長良好賞 一〇名、村長努力賞 二名であった。
 
三 昭和三十一年以降の表彰
 昭和三十一年以降の優良乳幼児表彰行事は次のように実施された。

優良乳幼児表彰実施状況

 従来は五月五日村役場において参集受診児全員の身体検査、精密検診並びに栄養保健指導を行っていたが、会場の混雑が多いため三十三年は各部落別に検診を行い、最後に五月二日村役場において表彰式を行った。当日は特に渡島支庁長と上磯保健所長の出席があり、表彰母子への祝辞があった。以後の検診、表彰の実施はこの例にならって行われた。