目次
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[亀田市編]
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第五章 農地解放と農村の変容
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第一四節 警察・公安
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一 警察官配置
推移
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亀田村に巡査駐在所が設置されたのは、明治三十七年桔梗駐在所が最初である。以後、村の発展人口増加に伴い大正十三年には
五稜郭
駅前、昭和九年に赤川、同二十九年に鍛神駐在所といった順に設置され現在に至った。函館中央警察署の資料によって警察官配置の推移を表示すると次のようになっている。
巡査駐在所
昭和四十年三月三十一日現在の警察官配置は、
五稜郭
駅前巡査部長派出所は、巡査部長一名、巡査一名、また赤川・桔梗・鍛神の各巡出所は、それぞれ巡査一名である。
警察官配置(昭和四六年三月三一日および昭和四八年三月三一日現在)
昭和四十六年と四十九年の配置人員を比較するに、
五稜郭
駅前・赤川・鍛神はそれぞれ九名、七名、四名と増員された。このことは、国道五号線沿いの交通量増大、産業道路(通称)車両増加並びに住宅増等に対処しての、警戒治安力の充実を考えての配置と思われる。