一 昭和二十七年度出初式行事は同年一月十日午前十時より村役場前広場において行われた。定刻全団員集合整列(演練動作)、大島副団長開式の辞、全員君が代斉唱、人員点呼、服装機械器具整備点検(演練動作)、消防長、佐々木村長の閲団を終わって表彰状の授与、消防長訓辞、小松函館地区警察署長および各界代表祝辞、閉会の辞をもって出初式を終了している。
当日表彰を受けた団員は次のとおりである。
・北海道知事表彰 三十年以上勤続者
川井長次郎(第一分団長)
・同右 十年以上勤続者
吉野 周 高橋正三郎 木村 富蔵 斎藤 忠吉(四名 第四分団員)
・亀田村長表彰(優良団員)
半田政次郎(一分団) 堀田 数正(二分団)
高橋 徳幸、杉村 鉄雄(三分団) 佐藤政吉(四分団)
近藤 政吉(五分団)
二 昭和二十八年度亀田村消防団秋季演習は、同年十月十日午前十時より亀田中学校校庭で挙行された。定刻までに消防長以下全団員校庭に集合、人員器具の点検(演練動作)のあと直ちに演習開始。
放水器具取付け操作、ホース巻取着装、放水玉落しなどの競技には各分団とも指揮者を先頭に、団員一丸となっての熱演を展開し、盛大裡に全行事を終了した。この日の演習では、前年度の勝者第二分団が絶えず他分団を引離し、結局次の順位で二年連続制覇を遂げた。
優勝第二分団 二位第三分団 三位第一分団 四位第五分団 五位第四分団
三 昭和三十年秋季演習は、同年十月十六日、亀田中学校校庭で行われた。団員の規律ある動作によって訓練開始、整列、服装検査、機械器具点検のあと、分団対抗演練競技に移った。選手宣誓に続き、ポンプ急速操作、ホース巻操作、放水玉落しなど日ごろ練磨の技を充分に発揮した。
結局第二分団は三年連続優勝を成し遂げた。競技終了後に戦後始めての分列行進を披露し、消防士の意気を示した。
四 昭和三十二年度出初式は、同年一月六日村役場前広場において、数日前からの寒さなお強く、折からの西北風がきびしく零下一〇度の中で行われた。例年のことながら、小柳団長人員報告、服装点検、機械器具点検、表彰状感謝状の伝達、村長訓辞、来賓祝辞、団長謝辞の順をもって終了した。当日表彰状並びに感謝状を受けた団員は次のとおりである。
知事表彰 三十年以上勤続者
安川 和一 山村藤一郎
同右 十年以上勤続者
荒川 四郎 水島 勝春 小柳 昭司 野宮 正光 梅村左夫良
杉村 鉄雄 逢坂作太郎
村長表彰
長谷川一栄 堀内 直政 山村 哲雄 柳町昭三郎 柏 長之進
村長感謝状
山村藤一郎 逢坂作太郎 伊藤 周助 横田 武
五 昭和四十一年度恒例の出初式は、同年一月十日役場前広場で行われた。多数来賓の見守る中で、川井団長以下一六〇人の団員は近江町長の機械器具ほか各種点検を受け、不測の災害に処するの心構えを一層強くした。この席上次の団員が表彰を受けた。
知事表彰 三十年勤続者 山田 久作(第三分団)
同右 二十年勤続表彰 道下豊太郎(第一分団) 山村 哲雄(第三分団)
佐藤 義雄(第四分団)
北海道消防協会表彰 道下豊太郎 山村 哲雄 佐藤 義雄
優良団員町長表彰 川守 勝義(第一分団) 畑山 勝義(第二分団)
工藤 哲(第三分団) 佐藤 鉄夫(第四分団)
高田 信一(第五分団)
六 昭和四十七年度出初式は、同年一月七日亀田福祉センター前で行われた。この日、赤川共栄防火婦人部一四名をはじめ、消防団員一五〇名、市消防職員、来賓等あわせ二六三名が参加した。式は吉田市長式辞、渡島支庁長祝辞、花田消防長訓辞などがあり、その他の点検演練は例年のように行われた。本日表彰を受けたものは次のとおりである。
知事表彰 二十年永年勤続者
島村 甫 池田 正徳
北海道消防協会功績章表彰
佐藤二三郎 近藤 政吉
同 右 二十年永年勤続者
深田 義勝 池田 正徳
同右 渡島支部長功績章表彰
佐藤仙五郎 逢坂 忠夫
消防長感謝状
赤川共栄防火婦人部
七 昭和四十八年度新年恒例出初式は、同年一月五日、亀田市新消防本部庁舎前において盛大に挙行された。式には、消防団員、市消防職員約一七〇人、赤川共栄防火婦人部一一人、渡島支庁長ほか来賓約五〇人が出席した。吉田市長、花田消防長の職員、団員の閲団、ポンプ車、機械器具等の点検は型どおり進み、訓練終了後は会場を新築庁舎内に移し、表彰状の伝達、優良団員の表彰などが行われた。
表彰を受けた団員は次のとおりである。
知事表彰 二十年以上勤続者
深田 義勝 長谷川一栄 蛯子 邦雄 佐藤 一雄
近江 三男 高橋 菊智
同 右 十年以上勤続者
小笠原勝養 西村喜一郎
北海道消防協会功績章表彰および二十年勤続
逢坂 忠夫(功績章) 長谷川一栄 蛯子 邦雄 島村 甫
橘 初己 近江 三男