戦後の漁業協同組合

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 敗戦の結果、戦争遂行のための国策推進組織として作られた漁業会などの水産統制団体は、全面的な改廃を迫られ、漁業者団体については、戦後の民主化政策の下に制定された水産業協同組合法(昭和二十四年十二月公布)によって、新組合が誕生することになった。
 銭亀沢村における新生漁業協同組合の設立経過は不明であるが、戦時中に統合された銭亀沢漁業会は、次の四つの漁業協同組合として再出発することになった(昭和二十七年『銭亀沢村村勢要覧』)。
 根崎漁業協同組合   組合長 深川猛
 宇賀漁業協同組合   同   藤谷作太郎
 銭亀沢漁業協同組合  同   柴田梅太郎
 石崎漁業協同組合   同   村田平太郎