戦前から毎年おこなわれていて、大願寺境内に、大正四(一九一五)年十一月十日建立の忠魂碑がある。第一回めの慰霊祭は、大正五年七月十日に実施された。昭和六十(一九八五)年までは、七月十日(根拠不明)におこなわれていた。昭和六十一年から、養殖コンブ漁の最盛期で多忙になるので、七月十日を六月十日に変更しておこなうようになった。
銭亀沢地区の全町、一五町会の合同慰霊祭である。大願寺を会場としておこない、各町会長・町会役員・戦没者の遺族有志やたくさんの町民の参加があり、盛大に実施される。その後、懇親の会が催される。