[史料紹介「函館支庁管内町村誌」銭亀沢関係分]

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 「函館支庁管内町村誌」は、大正七(一九一八)年の開道五十年を契機とした道民の歴史への関心の高まりを背景として生まれてきたものである。本書の編集は、渡島教育会によるもので、各町村教育会をしてその編集にあたらせた。同教育会ではさらに開道五十年記念北海道博覧会に出品する目的で各町村誌を集大成して急ぎ完成させている。しかし、本書は刊行されずに稿本のまま北海道立文書館に所蔵されている。ここで紹介するのは、その内の銭亀沢村の部分である。