自家用車の時代といっても、免許・自家用車を持たない人、高齢者や通院・通学等、路線バスは欠くことのできない存在である。しかし赤字路線では企業として成り立たない。そのため、昭和47年(1972)9月から、赤字ローカル路線では乗客数に照らし町村としても応分の負担をしている。恵山町では恵山・御崎線月額8万円程度、恵山・椴法華線については椴法華村と折半し月額4万円程度の負担、年度累計では280万円から160万円程を負担しているが、公共交通機関としての在り方については、両者からの抜本的な方法論を持たなければならないとの意見が強い。