目次
/
第六章 神社、寺院の沿革
/
第三節 寺院の沿革
二、法泉寺(館町)
790 ~ 791 / 1305ページ
館町の法泉寺は、曹洞宗の寺院で、函館
高竜寺
の末寺である。戸井の信徒は
小安
能化庵の檀家であったが、戸数が増加するにつれて仏事、葬祭に不便を感じ、信徒協議の結果新寺を創立して能化庵から離れることにした。
明治二十四年(一八九四)十二月二十五日許可を得て、新寺創建を出願し、翌二十五年三月二十五日新築許可を得た。
明治二十七年(一八九四)三月新寺の堂宇建築が落成し、寺号公称を法泉寺とした。
本尊 釈迦牟尼仏
伝大蓮作の木造仏二体、伝貞伝作(今別の僧)の金銅仏が一体ある。
歴代住職 初 代 佐 藤 大 雪 二 代 佐 藤 大 麟
三 代 佐 藤 大 円 四 代 佐 藤 孝 順
法泉寺