目次
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第十五章 下北半島の景勝地と伝説
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第二節 名勝と文化財
二 鍵掛岩(かぎわけいわ)(願掛岩(がんかけいわ))(佐井村)
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佐井
から仏が浦へ行く途中、矢越部落の絶壁の岬に雄矢越岩、雌矢越岩という二つの奇岩が海岸の絶壁に聳(そび)え立っている。この岩は二つとも海抜一〇〇メートル以上ある。この二つの岩を合わせて鍵掛岩又は願掛岩と呼ばれ、天然記念物に指定されている。
鍵掛岩も国定公園の一部になっており、この岩のあたりは小公園になっている。鍵掛岩は遊覧船で海上から望見するよりも陸行する方がよい。