昭和五十年度施政方針

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  一 漁業を基盤とした地元産業の振興
    ※水産業の整備
   「獲る漁業から育てる漁業」への転換
     内容
  ○漁業振興のため自然石投入による昆布礁築設等の基盤整備
  ○ウニの移殖
  ○サケ、マス稚魚の放流
  ○大型魚礁の設置
  ○漁業共同作業所、共同水産物保管施設の設置
    ※商工業の振興
     内容
  ○商工会運営の強化育成
  ○経営の合理化、近代化促進資金融資制度の活用
  ○水産物加工及販売に関する研究、調査
    ※農林業の振興
     内容
  ○林有林の撫育
  ○村有林育成、村有林財産管理策の整備
  ○シイタケ栽培資金融資制度の確立
    ※観光開発
  ○国民宿舎「恵山荘」の整備充実
  ○村道恵山岬線の改良
  ○自然保護と調和のとれた自然開発
 
   二 豊かな未来づくりへの教育振興
  ○教育環境・施設の整備(小・中学校改築)
  ○教職員住宅の整備
  ○父兄負担の軽減
  ○社会教育をとおして村民との対話
 
   三 健康で文化的な生活をめざす福祉対策
  ○保健婦常駐の実現
  ○住民検診等の充実
  ○高額医療費制度の実施
  ○乳幼児、老人、重度心身障害者医療の無料化
  ○福祉住宅の新設
 
   四 村民が安心して暮せる環境整備の保全
    ※消防体制の充実
  ○消防庁舎、消防職員待期宿舎の新築
  ○消防無線の設置
  ○防火水槽の増設
  ○消防常備職員の増員
    ※排水、治山工事
  ○銚子地区、排水溝の整備
  ○富溝地区小規模治山工事
   その他、国費、道費による道路、港湾、海岸保全、治山治水等に関する働きかけを積極的に進める。