昭和四十二年度の椴法華漁協

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 (第十九事業年度業務報告書を参考とする。)
 組合長理事  中村泰三  理事  小山内祐五郎
 副組合長理事 藤枝政喜  理事  三石長三郎
    理事  高橋与市  理事  越崎盛
    組合員
    組合職員
〈主な事業内容〉
◇信用事業
・信用事業の全利用を目途に努力した結果受信度が高まり目標を二年短縮し本年達成する。
・貯金は貯蓄推進実行委員会婦人部の協力と常会開催等により計画目標である一億円を突破する。
・綜合的金融により漁船の近代化と設備の充実・住宅建築並びに生活資金の円滑なる運用と浸透を図る。
◇購買事業
・石炭より石油ストーブに切替家庭が多く石炭需要が少なくなり取扱高が少し減少する。
・購買準備貯金の天引実施により運営面で大きな成果をおさめる。
◇販売事業
昆布類減産により共済制度による共済金をうける。また期待のいかは不漁に終り漁家の生活経済に大きな打撃を与える。
・全体的には鮮いか・延縄・うに定置漁業の好転と漁価の向上により販売事業計画の二十七%増しとなる。
◇指導事業
・浅海増殖事業
 コンクリートブロック投石事業
 岩礁爆破事業
 雑藻駆除事業
 昆布ワカメ養殖事業の実施
・沿岸漁業構造改善事業の実施
 共同荷捌所の開設
 漁業用陸上無線局の開局
・漁業共済制度の活用
 本年度昆布大減産により共済金三百一万四千円の給付をうける。
・火災・厚生共済の加入促進
・労災保険の加入促進
・営漁改善指導の実施
・教育情報及び講習会の実施事項
・海難防止並びに漁船損害保険の充実

昭和60年 漁業組合


昭和60年 漁組荷捌所