(昭和五十一年度椴法華商工会事業報告より要約)
・概況
昭和五十一年度は、総需要抑制策により景気がようやく回復の兆しは見えたものの、経済活動の中だるみ状勢で景気が停滞したため、不況を脱出した年ではなかったようです。特に当村においては、漁業漁獲の減少で予想以上に消費意欲が鈍ったようです。
このような状勢下で本商工会は、事業計画に基づき四委員会を設置し、各委員会活動を推進するため、村内商工業者の団結協力並びに椴法華村を始め各関係機関の協力と連携により、経営改善普及事業を中心に次の諸事業を実施致しましたので報告します。
・組織(昭和五十二年三月三十一日現在)
イ会員の現況
商工業者数五十八名、小規模企業者数五十八名、会員数四十八名、加入率八十二・八%
ロ役員の現況
会長一名、副会長一名、理事七名、監事二名、計十一名
ハ委員会部会の現況
総務委員会六名、商業委員会七名、工業委員会五名
金融委員会五名、婦人部 部長一名、副部長一名、委員五名
ニ事務局の現況
経営指導員一名、補助員一名
・指定事業
(1)経営改善普及事業
イ経営相談・指導、ロ講習会の開催(記帳講習会、青色申告決算説明会)、ハ金融の斡旋、ニ税務申告指導、ホ団体事務委託及び事業主の事務代行
・一般事業
(1)総合振興対策 (2)商業振興対策 (3)工業振興対策 (4)金融対策 (5)税務対策 (6)労務対策 (7)青年婦人対策 (8)検定事業 (9)広報事業