新庁舎の規模は、間口五間、奥行庁舎部分、公宅部分含め一一間。一階五六坪、二階二〇坪、延七六坪の庁舎と公宅であった。
のち昭和一〇年ごろ、庁舎公宅それぞれ増改築をおこない、庁舎部分六一坪公宅二七坪の計八八坪を有した。
大正一一年移転新築当時の尾札部役場庁舎 平面図
昭和一〇年増改築尾札部村役場平面図
戦時中、一時期、二階屋上に防空監視哨を仮設したこともある。
戦後には付属書庫と便所を増築して、渡り廊下で継なぎ、昭和二五年当時の総面積は一一一坪、うち庁舎部分八一坪五合であった。
尾札部村役場移転改築