広域農業開発基本調査

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昭和五九年、北海道開発局による渡島東部広域農業開発基本調査が三か年計画ではじまった。悲願ともいえる万畳敷・城岱原野は、大正から昭和のはじめの開拓秘史から戦後、二三男対策にかけた開発の夢、そして昭和三〇年代後半からの高度成長に託した草地改良、肉牛飼育への構想をふまえて、地域の土壌・植生・気象・地理的可能性など総合的な開発計画の検討期に入った。