目次
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第七編 産業
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第四章 商工業
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第一節 商工業
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地場産業の振興
〔地場産業の振興〕
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昭和三六年、
臼尻
に中野国夫が設立したとろろ・おぼろ
昆布
の加工を目的とした株式会社中野海産は、マコンブ生産地の地場産業振興の先駆であった。中野海産は各種の商品開発により、昭和四〇年代には市場で販路を拡げた。関西の
昆布
の加工技術をとりいれ、
昆布
茶・梅
昆布
茶なども加工して市場を拡大し人気を博した。
また、早出しの養殖
昆布
を新鮮な味として食卓に運んだ、「コンブそうめん」は好評であった。