八木の獅子舞

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尾札部の南部神楽は、大正から昭和の初めにおこなわれた。
 〓坂本、高田六太郎、剣舞などが主力となって盛んだった。
 神楽の道具は、尾札部川の右岸藤本家に保管されていたが、昭和のはじめ、尾札部川の洪水のとき、藤本家が水害にあい、このため神楽の道具は流失してしまった。
 現在、八木地区の秋本が中心となり、八木の獅子舞として有志が演じていて、その復活がはかられている。(野村常次郎談=明治三六生)