大船空襲

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さきに、六月一五日の村社の例祭の日、某国潜水艦の魚雷攻撃を逃れてビロ岬の沖に坐礁した汽船栄祚丸の乗組員(負傷者六、七名をふくみ)は、一時、大船の旧乾繭場に仮した。死者不明。
 七月一四日、一五日の両日、沿岸を空襲したアメリカの飛行機は、数回にわたってこの坐礁している汽船に攻撃をくりかえし、附近の民家に銃弾が流れ込んだ。