総括篇の刊行

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 こうして、前後四回にわたる発掘調査によって、三〇戸以上の住居跡、二七体分以上の人骨と三〇か所にのぼる埋葬穴、数万点を数える出土品などの発見があったのであるが、これらの成果や、調査結果についての報告は、年次別に刊行されたほか、総まとめとした研究篇は『蜆塚遺跡』総括篇として刊行されている。全体として総計九九二ページにのぼる膨大な学術報告書である。