目次
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古代編
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第二章 古墳時代
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第三節 浜松地方の中期古墳文化
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その他の中期古墳
入野古墳
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浜松市内には、干人塚古墳の他にもいくつかの中期古墳が存在している。まず第一に入野古墳をあげなければならない。これは佐鳴湖東方の台地南端、標高二〇メートル前後に立地する円墳である。古墳からは、三方原台地南方一帯の水田地帯を望見することができる。基底径は、四二メートル、高さ四・七メートルという規模で、北側に幅八メートルの周濠がみとめられる。内部主体は未発掘と推定され、浜松市の史跡に指定されている。円墳としては千人塚古墳につぐ大きさである。