【構成】この支群では、分布が散慢で単独のものが目立つけれども、単位群としては、一九群くらいになるようである。【規模】これらの古墳の多くは後世変形を受けているので、正確な規模がわからない。ある程度旧状を推定しながらそれらの規模を表示してみよう。このうち不明としたのは、いずれも小規模古墳と推定されるものであるから、基底径一五メートル以下の古墳は、八五パーセント強となり、三方原・都田両古墳支群の場合とほとんど同じ構造をもっていることがわかる。
第32図 都田町恩塚山B群7号墳 石室実測図(誠心高校郷土研究クラブ実測)
(表)第13表 敷智古墳支群の規模
規模 | 数 |
42 | 1 |
27 | 1 |
(前方後円墳) | |
21 | 1 |
16~18 | 4 |
13~15 | 6 |
10~12 | 9 |
7~9 | 4 |
6m以下 | 2 |
不明 | 13 |
計 | 41 |