目次
/
古代編
/
第二章 古墳時代
/
第四節 群集墳の成立
/
敷智古墳支群
亀塚古墳
214 ~ 214 / 706ページ
これらの古墳の中には、前方後円墳が一基含まれている。呉松町地内にある亀塚古墳で、現状では全長二一メートル、後円部径九・六メートル、高さ二・五メートル、前方部幅八・六メートル、高さ一・五メートルであるが、周囲はかなり削取されているので、全長は二七メートルと推定した。この古墳には埴輪円筒がめぐっていたらしく、破片が散乱しているので、少なくとも六世紀中葉以後へはくだらない古墳としてよい。