狐塚古墳

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 富塚町安座(あんざ)には、幅八メートルの周濠をめぐらした、基底径二一メートル、高さ一・七メートルの狐塚古墳がある。かつて鏡・勾玉・須恵器などを出したと伝えているが、現存しない。この出土品目が確かであったとすると、墳丘の規模も考慮に入れて、六世紀前葉と推定することができる。