目次
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古代編
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第二章 古墳時代
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第四節 群集墳の成立
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敷智古墳支群
狐塚古墳
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富塚町安座(あんざ)には、幅八メートルの周濠をめぐらした、基底径二一メートル、高さ一・七メートルの狐塚古墳がある。かつて鏡・勾玉・須恵器などを出したと伝えているが、現存しない。この出土品目が確かであったとすると、墳丘の規模も考慮に入れて、六世紀前葉と推定することができる。