目次
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古代編
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第四章 奈良時代の政治と社会
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第二節 地方政治と国司
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地方行政組織
国の等級と国司
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国には大・上・中・下の四等級があり、中央から国司が任命派遣されて行政にあたる。国司としては守(かみ)・介(すけ)・掾(じょう)・目(さかん)という四等官があり、国の等級に応じて定員に多少の差があるが、その下にさらに書記官として、定員三名の史生(ししょう)が置かれていた。