目次
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古代編
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第五章 平安時代の政治と社会
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第三節 荘園・御厨と国衙
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御厨
鎌田御厨
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『光明寺旧記二』に収める康和四年(一一〇二)十一月の大神宮神主注進状によれば、鎌田御厨は遅くも応徳年間(一〇八五ころ)には成立していたことが明らかで、この時は国司が御厨内の新開田の徴税を強化したのに対して反駁したものである。