目次
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古代編
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第六章 奈良・平安時代の文化
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第二節 万葉集
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東国方言
万葉集の価値
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この点において、現実に浜松の風光に接してその感動を歌い、東国の方言を用いて生の感情をあらわした『万葉集』の歌の数々は、現地との親近感・連帯感に溢れた、まことに貴重な存在として、人々の関心を集めずにはおかないのである。