目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第五節 社会と経済
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荘園
池田御厨
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池田御厨 蒲御厨の方から京都の松尾神社領の池田荘を蚕食してつくられた豊受(とようけ)大神宮(外宮)領の御厨。建久二年(一一九一)五月に松尾神社と豊受大神宮では、朝廷でこの問題を争った(『玉葉』)。『神鳳鈔』に面積の記載はないが、延元四年(一三三九)の『神領給人引付』には、年貢は三石とある。