目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第五節 社会と経済
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都市
都市のなりたち
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鎌倉時代の都市の代表は、京都・奈良・鎌倉である。都市には、この政治関係のほかに、社寺関係の門前(もんぜん)町とか寺内(じない)町、港津関係の大津(大津市)・博多(福岡市)・堺(堺市)・兵庫(神戸市)など、宿駅関係の遠江引馬宿・同見付宿など、市場関係で定期市場から町に進展した三日町・六日町・十日町などもあるが、その成立にはいろいろの要素がからみあっている。