目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第六節 宗教と文化
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神道
鎮守 氏神
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どこの荘園にも鎮守(ちんじゅ)がまつられている。荘園の管理人から農民まですべての人は荘民として、鎮守の神に崇敬をささげる。氏神(うじがみ)を信仰するのは武士である(惣領制の条参照)。有力農民は、自分の屋敷うちに神をまつるばあいもあるし、小さな神社を崇拝したこともある。