目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第六節 宗教と文化
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神道
遠江総社
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ことに源頼朝は、大神宮に対し深い信仰をささげた。そして鎌倉幕府は公式の奉幣と参宮を行なった。また頼朝は平氏の滅びた翌文治二年(一一八六)に、諸国の社寺の修造を朝廷にねがい、東海道の守護にめいじて破壊している社寺を報告させた。そしてまず修造したのは各国の総社(そうしゃ)である(遠江国の総社は、磐田市の淡海国玉神社である)。