目次
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中世編
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第三章 南北朝時代
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第一節 鎌倉幕府の滅亡
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持明院統と大覚寺統
[持明院統と大覚寺統]
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承久(じょうきゅう)の乱(らん)(一二二一)ののち、後堀河天皇・四条天皇をへて後嵯峨天皇(一二二〇-一二七二)は、幕府の意志で即位した。のち天皇の長子後深草(ごふかくさ)天皇(一二四三-一三〇四)が位(くらい)につく。後嵯峨上皇(じょうこう)は、天皇の弟の亀山(かめやま)天皇(一二四九-一三〇五)を愛し、亀山天皇に位を譲らせ、後深草上皇の皇子をさしおき、亀山天皇の皇子を皇太子にたてた。