目次
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中世編
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第三章 南北朝時代
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第三節 南朝と北朝
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変わりゆく戦のすがた
武士の去就
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このように武士の去就の自由は、古くからある。しかしそれは鎌倉幕府の権力で押えられていた。その幕府がもろくも倒れ、新たに出現した建武政府も二年で崩れさった現実は、武士の去就の自由をにわかに活発にした。そして家は二つにわかれ、嫡子と庶子が、対立抗争もする。