目次
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中世編
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第三章 南北朝時代
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第三節 南朝と北朝
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守護大名
守護の分布と分類
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守護は日本全国六十八か国のすべてにおかれた。しかし幕府が直接に支配したのは、鎌倉府管下の十か国、奥州探題管下の奥羽二か国、九州探題管下の十一か国をのぞく四十五か国であった。
守護大名は、管轄する国数によって、多国持(多国衆)・一国持(一国衆)にわけ、また一門守護大名と外様守護大名との分類もある。
有力な守護大名は、数百騎ほどの正規兵と何倍かの歩兵をもっていた。