目次
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中世編
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第三章 南北朝時代
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第五節 宗教と文化
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神道
熊野信仰
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文和三年(一三五四)に後光厳天皇は、遠江国衙領を熊野新宮(速玉社)の造営料所として寄付された。二俣・井伊谷などは、その国衙領である。
向笠郷であったうちの竹之内村(磐田市向笠竹之内)に熊野権現、袋井市木原に熊野神社がまつられているのは、こんな関係からであろう。