目次
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中世編
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第三章 南北朝時代
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第五節 宗教と文化
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仏教
臨済宗
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【方広寺】東海道地方の臨済宗の教線は、無文元選(むもんげんせん)が、応安四年(一三七一)遠江奥山(引佐郡引佐町)に方広寺を創立するまでは、弱かった。(林岱雲「方広寺創立年次の考証」『禅学研究』第五十三号)。
無文元選像(無文禅師語録)
方広寺(引佐郡引佐町奥山)
【平田寺】竜峯宏雲が元弘ごろ(一三三一-一三三三)に遠江相良郷に入り、平田寺(へいでんじ)(榛原郡相良町)を開いた。しかし室町時代からのちにはふるわない。