[家督のあらそい]

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 南北朝のころからのち、武家社会では惣領(家督)が子供のうちから嫡子(ちゃくし)を含め、嫡子だけに相続させることになった。庶子(そし)は惣領の部下になってしまう。長男とはかぎらず二男・三男のうちからでも惣領が嫡子をきめて、将軍の認証をうければ決定する。