享徳の一揆 引馬の一揆

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 享徳(きょうとく)三年(一四五四)の徳政一揆は、幕府軍と戦って勝利をえたほどである。この徳政令から幕府は分一銭(ぶいちせん)をとり、財源にあてることにした(室町幕府の項参照)。康正二年一月、引馬の土倉を襲撃した一揆については前に述べた。