宿芦寺の出家作法書

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 【宿芦寺】嘉吉元年(一四四一)十二月二十日、普済寺で、華蔵義曇は慶受に出家作法書を伝授した。文明十二年(一四八〇)四月三日、慶受は永平寺の請いで登山し二十一世住持となり、入寺開堂した。文明十三年四月二十日、慶受は慶讃に「出家作法書」を付与した。これより以前、浜名郡寺倉山宝〓院の天受和尚もこれを慶讃に授けている。いまこの由緒のある付与状は市内庄内町の宿芦寺に襲蔵されてある。

慶受授出家作法書慶讃付与状 巻首・巻尾(浜松市庄内町 宿芦寺蔵)