戦国大名

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 【土豪 三国司】戦国時代に半国から一国以上におよぶ政権を事実上行使した武家を戦国大名(せんごくだいみょう)とよんでいる。それ以下の軍事権力者は土豪の段階である。戦国時代を通過しなくとも、室町時代からの守護(国司をふくむ。土佐・伊勢・飛騨の三国司。)であり、天文(てんぶん)年間(一五三二-一五五四)をとにかくも生き抜いたものは、戦国大名に進んでいたと認定してよいであろう。