目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第二節 戦国大名の基盤
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遠江の有力な土豪
小笠原氏
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【馬伏塚城 高天神城】小笠原氏 信濃の小笠原長高は今川氏に仕え、遠江横須賀を与えられ、馬伏塚に築城。子右京進春儀は文亀元年(一五〇一)十一月一日、朝比奈泰凞から、今川氏親の出陣を通告されている。久島左衛門が高天神城で今川氏に謀反をはかったので春儀はこれを殺した。その功労で高天神城主となった(『小笠原家譜』)。春儀の子が与八郎長忠である。小笠原清有は家康から新知行をえた。