斯波氏の反撃

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 【二俣昌長】文亀元年(一五〇一)三月、社山(やしろやま)(磐田郡豊岡村)城主の二俣昌長は、斯波氏の武士や遠江の牢人と結び今川氏に反抗し、狩野智満丸は斯波氏の動きに抵抗した。これを契機に斯波氏は遠江全土の鎮圧を決意し、信濃守護の小笠原氏の援助を懇請する。

斯波寛元書状 小笠原文書(東大史料編纂所蔵)