目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第五節 戦術と兵器
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戦術
鉄砲の影響
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天文(てんぶん)十二年(一五四三)に鉄砲が輸入されると、たちまち各地で採用され、それが戦術に影響を与える。まず団隊戦になってきた。その主力は足軽の鉄砲隊で、第一線にでる。第二線は足軽の長柄(ながえ)(長柄の槍)組である。足軽は被官や寄子たちである。白兵戦は騎馬隊の突撃による。