目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第五節 戦術と兵器
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戦術
城の攻撃
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城の攻撃には鐘・太鼓をならし、鯨声(ときのこえ)をあげて、四方からせめよせる。井楼(せいろう)・矢蔵(やぐら)をあげておき、敵状をさぐり昼夜ゆだんなく、新手(あらて)を入れ替えてせめたてる。竹束(たけたば)で銃丸(じゅうがん)をふせぎながら「はしご」・結梯を城壁にかける。また鉱山の採掘夫、金掘りに坑道をつくらせたこともある。