都市の住宅

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 都市の住宅は、十六世紀ころに製作された『洛中洛外図屏風』によると、京都の四条・五条の繁華街でも二階はごくまれで、屋根は草葺か板葺で、風をふせぐために石をのせたのもある。一般に寺社や貴族・武家の邸宅がそびえているにすぎない。