目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第六節 民政
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都市
町人の意味
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この政策で自由都市ができたようだが、織豊政権になると、その権利はとりあげられる。家康は浜松に入り、時をみて町奉行をおいたろう。
町人というのは、武士・僧侶よりほかの都市の住民のことである。近世では農民は都市に住めないので、町人とは商工民のことである。
戦国大名は、商人とくに他国商人が国内の市場に出入するのを歓迎した。農民の移動を禁止することは年とともにきびしくなるが、商人には制限をくわえない。