目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第六節 民政
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交通・通信
戦国大名の経済流通政策
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戦国大名は、農業生産力の向上、手工業の統制、宿駅・港湾の整備による交通網の維持、流通貨幣の統制、度量衡の統一から流通圏の統制、畿内都市との交易の調整などの経済・流通政策を打ちだした。しかし分国内の生産力の水準にくらべて過大な軍事組織と軍事消耗とは、分国経済をたえず不安定にさせた。