目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第七節 宗教と文化
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神道
唯一神道
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吉田兼倶(よしだかねとも)(一四三五-一五一一)は、神道(しんとう)を本位に儒・仏二教を統合した唯一(ゆいつ)神道を宣伝した。そして京都吉田山の自分の斎場所(さいじょうしょ)を全国神社の中心にまつりあげ、「宗源宣旨(そうげんせんじ)」を発行した。のち吉田家の唯一神道は、神道思想の主流となった。