目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第七節 宗教と文化
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文化
歌壇
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歌壇においては、『新続古今集』(一四三四)で勅撰集はたえ、正徹(一三八一-一四五九)からのち室町時代には特筆される歌人がでなかった。【古今伝授】『古今集』の難解な語句についての秘伝の伝授が流行し、東常縁(とうつねより)から宗祇(一四二一-一五〇二)にうけつがれ、のち貴族と連歌師のあいだに伝えられた。